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論文

Measurements of gamma-ray emission probabilities in the decay of americium-244g

中村 詔司; 寺田 和司*; 木村 敦; 中尾 太郎*; 岩本 修; 原田 秀郎; 上原 章寛*; 高宮 幸一*; 藤井 俊行*

Journal of Nuclear Science and Technology, 56(1), p.123 - 129, 2019/01

 被引用回数:1 パーセンタイル:11.15(Nuclear Science & Technology)

$$gamma$$線計測により同位体を定量したり、断面積を求める際に、正確な$$gamma$$線放出率のデータが、必要になってくる。$$^{243}$$Amは、重要なマイナーアクチノイド核種の一つであり、中性子捕獲後に$$^{244}$$Amを生成する。$$^{244}$$Amの基底状態から放出される744-keV$$gamma$$線は66%と比較的大きな$$gamma$$線放出率を持つけれども、その誤差は29%と大きい。$$gamma$$線放出率の誤差は、放射化法による中性子捕獲断面積測定において、系統誤差の主要因となる。そこで、放射化法と$$^{244}$$Cmのレベルを調べることにより、$$gamma$$線放出率を測定した。本研究により、744-keV$$gamma$$線の放出率を、66.5$$pm$$1.1%と、相対誤差29%から2%に低減して導出することができた。

報告書

Re-evaluation of neutron nuclear data for $$^{242m}$$Am, $$^{243}$$Am, $$^{99}$$Tc and $$^{140}$$Ce

中川 庸雄; 岩本 修; 長谷川 明

JAERI-Research 2002-035, 94 Pages, 2002/12

JAERI-Research-2002-035.pdf:2.73MB

重要マイナーアクチニド核種である$$^{242m}$$Am及び$$^{243}$$Amと核分裂生成物核種$$^{99}$$Tc及び$$^{140}$$Ceについて、JENDL-3.2に与えられている評価済核データを最近の測定データや評価済みデータと比較・検討を行った。その結果、データの問題点を抽出し、その改善を行った。$$^{242m}$$Amと$$^{243}$$AmについてはMaslov et al.による最近の評価値が優れていることがわかり、それをさらに改善して再評価値とした。$$^{99}$$Tcと$$^{140}$$Ceについては、共鳴パラメータや計算に使用する光学模型パラメータの改善などを行い、連続領域の断面積も再計算し、JENDL-3.2のデータを改善した。データは10$$^{-5}$$eVから20MeVで与え、ENDF-6フォーマットで編集した。今回の結果は、JENDL-3.3に採用された。

論文

Present status of minor actinide data

中川 庸雄; 高野 秀機; 長谷川 明

NEA/WPEC-8, p.1 - 116, 1999/00

$$^{237}$$Np,$$^{241}$$Am,$$^{243}$$Am,$$^{242}$$Cm,$$^{243}$$Cm,$$^{244}$$Cm及び$$^{245}$$Cmの評価済データの現状を調査した。これらの核種の断面積データ及び核分裂あたりの放出中性子数について、JENDL-3.2,ENDF/B-VI,JEF-2.2及びBROND-3のためになされた最近の評価値と、Maslov等の評価値、そして実験データを比較した図を示す。また、それぞれの核種について簡単なコメントを付す。JENDL-3.2,ENDF/B-VI,JEF-2.2に与えられているマイナーアクチニドデータのテストのために、PWRの燃焼解析と高速臨界集合体及び加速器駆動炉心のベンチマーク計算を行った。PWRの燃焼では、$$^{238}$$Pu,$$^{242m}$$Am,$$^{244}$$Cmの蓄積量のほかは計算と実験値は良く一致した。FCA-IX炉心シリーズにおける$$^{237}$$Np,$$^{241}$$Am,$$^{243}$$Am及び$$^{244}$$Cmの核分裂率比については、$$^{244}$$CmとJEF-2.2の$$^{241}$$Am以外は、5%の範囲で実験値と計算値の一致が見られた。マイナーアクチニド燃料を入れた加速器駆動炉心では、k$$_{eff}$$の計算値に大きな差が見られたが、その原因は核分裂中性子スペクトルと核分裂断面積の評価値の違いにある。

報告書

鉛スペクトロメータを用いたマイナーアクチニド核断面積の測定-III

小林 捷平*

PNC TJ9604 97-001, 108 Pages, 1997/03

PNC-TJ9604-97-001.pdf:4.05MB

電子線型加速器と組み合わせて付設された京都大学鉛スペクトロメータKULSについて、まず、その諸特性を求めた:共鳴フィルター法により(1)中性子減速時間t($$mu$$s)とエネルギーE(keV)の関係(ビスマス孔:E=190/t^2、鉛孔:E=156/t^2)、(2)エネルギー分解能(ビスマス孔、鉛孔共に約40%)、飛行時間分析法により(3)中性子スペクトルを測定した。MCNPコードによる計算結果は、これらの実験値と全体によい一致を示した。次に、このKULSを用いて$$sim$$0.1eVから$$sim$$10keV領域におけるAm-241,Am-243,及びAm-242mの核分裂断面積を測定した。実験には、これらの電着膜とU-235の電着膜をそれぞれ背中合わせにした核分裂電離箱を用意し、測定結果をU-235(n,f)反応の標準断面積に規格化した。Am-241では、Dabbs等の実験値およびENDF/B-VIの評価値は本実験値とよい一致を示したが、JENDL-3.2の評価値は10$$sim$$200eV領域において1.2$$sim$$2.3倍低い値を示した。Am-243のENDF/B-VIは15$$sim$$60eV領域で低く、JENDL-3.2は100eV以上の領域で全体に低くなっている。Am-242mに関する予備実験では、ENDF/B-VI、JENDL-32の評価値に近い結果が得られた。また、Am-241,243の熱中性子核分裂断面積についても、標準熱中性子場において測定した。最後に、MAに関する中性子捕獲断面積測定として、Arガス入り比例計数管を用いてNp-237(n,$$gamma$$)反応断面積の測定を試みた。本実験では、Np-237試料($$sim$$2mg)からの中性子捕獲事象の計数率が少なく、バックグランドとの比較において有意な違いは得られなかった。

報告書

MA核種の高速中性子微分核分裂断面積の測定 -II

平川 直弘*

PNC TJ9601 97-001, 51 Pages, 1997/03

PNC-TJ9601-97-001.pdf:1.05MB

新しい核燃料サイクルの一つとして考えられているアクチニドリサイクルにおいては、炉心燃料にマイナーアクチニド(MA:Np,Am,Cm等)を比較的多く含有することとなるため、これらMAの高速炉の炉心特性への影響を精度良く評価することが不可欠となる。そのためには、正確なMAの核反応断面積が必要である。そこで本研究では、MA核種の高速中性子微分核分裂断面積の測定を実施する。本年度においては、昨年度の研究の結果をふまえ、下記の点について、実験的な改良を加えた。(1)密封型核分裂計数管の開発、(2)Li中性子発生ターゲットの高強度化、(3)飛行時間系測定回路の高時間分解能化、(4)高質量のネプチニウム試料の導入と(5)高純度のウラン試料の導入である。これらの改良された測定装置並びに試料を用いてNp-237に対する核分裂断面積測定を実施し、5-100keVの中性子エネルギー領域に対するNp-237/U-235の微分核分裂断面積比及びNp-237の核分裂断面積を測定した。一方、Npと同様に高速炉炉心に大きな影響を持つとされているAm試料に対して、Am-241及びAm-243の核分裂断面積の現状を調査するとともに、両試料を入手し、定量を実施した。

口頭

$$^{243}$$Amの中性子捕獲断面積データ精度向上に係る研究開発

中村 詔司; 芝原 雄司*; 遠藤 駿典; 木村 敦

no journal, , 

マイナーアクチノイド核種の一つである$$^{243}$$Amの中性子捕獲反応断面積の精度向上に係る研究開発を行った。中性子捕獲反応断面積の精度向上のために、まず、崩壊ガンマ線の放出率を高い精度で整備して、$$^{243}$$Amの原子炉中性子照射による$$^{244}$$Amの基底状準位の生成量のみをガンマ線測定で調べ、次にアイソマーと基底準位を合わせた生成量をアルファ線測定で調べた。本発表では、$$^{243}$$Amの中性子捕獲反応断面積測定の詳細とともに得られた結果について報告する。

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